Isabella Zammit

Isabella Zammit (イザベラ・ザミット)は、オーストラリア・ミアンジン/ブリスベン出身の新進アーティストです。彼女の制作は〈身体〉と〈オブジェクト〉の相互作用に焦点を当て、両者が “共演” するステージを構築し、その様子を記録・描画することで、互いに培われる知識を掘り下げます。こうして生まれる作品群は、自律性と共生というテーマを浮かび上がらせます。 Isabella Zammit (she/her) is an emerging artist from Meanjin/Brisbane, Australia, whose practice explores interactions between body and […]

Sunday Jemmott

Sunday Jemmott(サンデー・ジェモット)は、オーストラリアのブリスベン/マガンジンを拠点とする新進アーティストです。2021年にクイーンズランド・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインを優等で卒業しました。鮮やかな色彩と多様なメディアを駆使することで、軽視されがちな美学を称え、現代アートとカルチャーにおける「遊び」の価値を強調することを目指しています。 抽象表現、鮮烈な色、遊び心あふれる素材、そして子どもの頃のノスタルジーを取り込むことで、サンデーの作品は観る者に軽やかな体験をもたらし、日常を捉え直すうえでの“喜び”の力を訴えかけます。 Sunday Jemmott is an emerging artist based in Brisbane/Magandjin, Australia. She graduated with honours from the Queensland College of […]

Kenna Barradell

私はリネンやキャンバス、紙にペイントとインクを用いて制作するソーシャル・コメンタリー・アーティストです。作品は大判で具象的、色彩豊かなものが中心です。また、金属・木材・布・紙を使った立体作品も手がけ、社会的・政治的なテーマに焦点を当てています。 Studio Kura では、ファストファッションに対する抵抗を題材としたシリーズに取り組みます。このプロジェクトでは、自然・文化・個人のアイデンティティを尊重した素材で独自のスタイルを再定義する人々の物語を描きます。彼らは廃棄よりも職人技と再生を、均質化よりも文化的・個人的アイデンティティを重んじています。その姿勢は、コミュニティの中で敬意と持続可能性をもって生きることを促します。 本シリーズの目的は、地球環境の劣化に私たちがどのように関与しているのかを問いかけ、河川・湖・海へと流れ込む有害な廃棄物の潮流をどう転換できるかを議論するきっかけを作ることです。 I am a social commentary artist working with paint and ink on linen, canvas and paper.My work […]

Béatrice Gaucherand

私の作品は、私たちの身体の表象と〈自分—他者—自然〉のつながりを探求するものです。ひと目には繊細に映りますが、その奥では、より深く自らの親密さやアイデンティティへと踏み込む体験を提案したいと考えています。鮮やかな色彩を用いるのは、鑑賞者に感情や感覚を喚起してもらうためです。また、生命力と厚みを備えたアクリル絵具という素材を選ぶのも意図的で、多層的な読み取りを可能にしてくれる媒体だからです。 My art explores the representation of our body and the relationship between ourselves, others, and nature. At first sight, they seem […]

Clementine Blue

イギリスを拠点に活動するClementine Blueはビジュアルアーティストでもあり、アンビエントを中心とした音楽家です。彼女の実験的なサウンドは日本とのつながりを少しずつ築きながら、アナログシンセサイザー、ボーカル、フィールドレコーディングと、その土地のサウンドスケープで構成されています。自然の風景と日常生活との関係性を常に探求しており、リスナーを空想の世界へとさそいます。 Clémentine is a mixed media artist who explores the relationship between nature and humans. She finds beauty in imperfection, simplicity, […]

Amir James smith

こんにちは。私はアメリカ、ニューヨーク市出身の画家、Amir James(アミール・ジェームズ・スミス)と申します。私の作品は旅や日々の体験を基盤としており、人生のある瞬間や感情を捉え、それを観る人へ伝えることを目指しています。訪れる土地ごとに作品の表情が変わるのも特徴です。 スタジオ・クラでの滞在中は、日本の田園風景を全身で吸収し、そこで得たインスピレーションを一連のアートワークに反映させる予定です。日本という国に強く心を動かされており、この貴重な機会に参加できることを心から嬉しく思っています。 Hello my name is Amir James smith from New York City USA I am an painter and my art […]

Mela Boev + Yu

イタリア出身のマルチディシプリナリー・アーティスト、Mela Boev + Yuは、物語や神話を探求することを好みます。彼女は〈Uncle Vania / 世界の仮面〉と題した「Genius Loci(土地の精霊)」研究シリーズを通じて、各地での自身の体験を時間芸術として翻訳しようと試みています。 Studio Kuraでの滞在中は、俳句・短歌や自身のテキストに着想を得た振付に焦点を当てる予定です。 Mela Boev + Yu is an Italian multidisciplinary artist who likes to […]

Rita Ribeiro

リタ・リベイロ・ドス・サントス(@ritaritiroo)と申します。ポルトガル・リスボン出身のアーティストで、現在はスウェーデン・ストックホルムを拠点に活動しています。最近、コンストファックでヴィジュアル・コミュニケーションの修士号(MFA)を取得しました。 私の制作は、遊び心に満ちたストーリーテリングを軸に、存在へのまなざし、つながり、そして少し不思議でウィットに富んだ世界を探求しています。 主にイラストレーションを手がけていますが、オブジェや大きなペインティングを創ることも大好きです。 Studio Kuraでのレジデンス中は、日本の伝統的なおもちゃをリサーチする予定です。この滞在がどんなふうに私の表現を広げてくれるのか、とてもワクワクしています! Hi 🙂 My name is Rita Ribeiro dos Santos (@ritaritiroo) and I’m an artist from Lisbon, Portugal. […]

Chloé Arrouy and Corentin Gaillardin

Chloé Arrouy は、再利用した家庭用品を切断・再溶接して再構築することで彫刻に取り組みます。時代遅れの美学を転覆させながら、形が持つ情動的な力を探究し、官能性と禁欲性のあいだを行き来します。彼女の実践は象徴的なリファレンスと伝統的な金属加工技法に根ざしています。 Corentin Gaillardin は、映像・音・パフォーマンスを横断的に融合させた直感的な制作を展開します。本能と生のアイデアに導かれ、欲望と感情の曖昧さに形づくられた作品を生み出し、滑稽さと悲劇性のあいだの空間を漂います。 2人はデュオとして、快適さと混乱が交錯し、感覚の麻痺と過剰が融合する「グレーゾーン」を探究し、滑稽さと深刻さの緊張関係を遊びます。 Studio Kura では、カジノとギャンブルの世界と、商業ゾーンの画一化を組み合わせたインスタレーションを制作します。こうした無機質な空間は、見知らぬ土地で安定を求める在外者にとって奇妙に馴染み深い感情の拠り所となります。彼らのプロジェクトは、依存と快適さの結びつき、そして愛着が揺らいだときに生じる空虚さを私たちがどのように埋めようとするのかを考察します。 Chloé Arrouy approaches sculpture by working with salvaged domestic objects—cut, rewelded, and […]

Mel·lif·lu·ous

Mel·lif·lu·ousと申します。滑らかに、幾層にも響き合う音色を纏う――ヴァイオリニスト/ヴォーカリスト/実験的コンポーザーとして、Push 3 や Microcosm といったデバイスを駆使し、ループと声、ヴァイオリンを重ね合わせてシンセ豊かなサウンドスケープを描いています。クラシックを礎にしつつ、好奇心に導かれてアンビエント、ポップ、エクスペリメンタルを融合し、没入感あふれる感情の体験を紡いでいます。 私の創作テーマは〈孤独〉〈記憶〉〈つながり〉。Studio Kura では、新作インスタレーション《Wildroot & Amber》に取り組みます。記憶や祖先、そして目に見えない絆を――音と触覚を通じて――探るプロジェクトです。Playtronica コントローラーと Ableton Live、ヴァイオリン、声、ルーピングツールを用い、写真や古いイヤリング、葉っぱなどの日用品や自然物を「触れることのできるサウンドの器」に変換します。 各オブジェクトはガラス瓶に収められ、標本のようにラベル付けされます。触れると、森の残響、メロディの鼓動、ささやき声――断片的な音が立ち上がり、楽曲の一部となって質感と意味を添えます。瓶そのものが MIDI インストゥルメントとなり、インスタレーションは儀式でありパフォーマンスであり、つねに変化し続ける〈生きたアーカイブ〉となるのです。 目指すのは完成された楽曲づくりではなく、〈想い出すこと〉〈聴くこと〉〈今ここに在ること〉。耳を澄ませ、触れ、記憶の根を辿る時間を来場者と共に分かち合います。 I go by Mel·lif·lu·ous — […]