Studio Kuraでは、Paula Iglesias(スペイン)による滞在制作発表展「SHAIKU」を開催します! 1か月のレジデンス期間を通してPaulaが制作した最新作を展示いたします。

Studio Kuraでは、Paula Iglesias(スペイン)による滞在制作発表展「SHAIKU」を開催します! 1か月のレジデンス期間を通してPaulaが制作した最新作を展示いたします。 開催日時 1月24日(土)、25日(日) 11:00〜17:00 ※24日(土)14:30よりアーティストトークを行います。 皆さまのお越しを心よりお待ちしております。 以下アーティストからのメッセージです。 Shaiku(シャイク)は、日本の俳句と、私の中に呼び起こされる共感覚から着想を得た言葉です。 日本で撮影した写真は、ある瞬間に立ち現れる感情や思考の表れです。それは、静けさ、美しさ、物悲しさ、あるいは目の前の瞬間への敬意や感嘆かもしれません。 私は、作品に特定の解釈を求めてはいません。詩の素晴らしさは主観性にあり、見る人それぞれが、自分なりの重要性や意味を与えることができます。それは写真の読み取り方とも同じです。順番に追ってもよいし、自由に眺めてもよいし、自分にとって最もふさわしい、あるいは心に響く時間をかけて向き合ってもよいのです。 自然や日常の中の物、あるいは自己と存在を表現する人と調和する、言葉と視覚による構成。 俳句が一瞬や体験をとらえるその繊細さと同じように、私は写真の中でその瞬間を表そうとしています。 SHAIKU Shaiku is a word inspired by […]

Lorinda Mutsaers(豪)による滞在制作発表展「Patterns Between: A Concept of Ma」を開催します!

Studio Kuraでは、Lorinda Mutsaers(豪)による滞在制作発表展「Patterns Between: A Concept of Ma」を開催します! 1か月のレジデンス期間を通してLorindaが制作した最新作を展示いたします。 開催日時 1月24日(土)、25日(日) 11:00〜17:00 ※24日(土)14:30よりアーティストトークを行います。 皆さまのお越しを心よりお待ちしております。 以下アーティストからのメッセージです。 本作は、日本の概念である「間(ま)」を受け入れ、時間を自分に与えることから生まれました。「間」とは、物事と物事のあいだにある空白や休止のことであり、そこから新しい何かが生まれ始める場所でもあります。 日本で過ごす時間は、私の日常やこれまでの役割から距離を置く「間」をつくり出しました。自国で続けてきた制作をそのまま繰り返すのではなく、この作品のための文化的な拠り所を見つけることが、私にとって重要でした。日本での日々の暮らしに身を浸すことで、「間」を単なる概念としてではなく、制作の方法そのものとして体験することができました。 アートセラピーの影響を受けながら、私はそれぞれの作品が、周囲の環境、日本で過ごす時間、そして制作の過程で生まれる問いに応答するように制作しています。あらかじめ決まった完成像を設定することはありません。注意深さ、反復、そして応答を通して、作品は少しずつ展開していきます。問いそのものが出発点となり、意味は時間をかけて立ち現れてきます。 本作には、絵画、ドローイング、ステッチ、版画、コラージュ、パターンを用いたプロセスなど、さまざまな表現が含まれています。それぞれの作品は、「あいだ」にある空間への異なる応答を映し出しています。これらはひとつの探求の記録として結びつき、不確かさを受け入れながら、制作のプロセスそのものに時間を与える試みとなっています。 Patterns Between: A […]

Robin van Hekezen(ロビン・ファン・ヘケゼン)

Robin van Hekezen(ロビン・ファン・ヘケゼン)の制作活動は、未知なるものや現実の根源的な性質に対する、生涯にわたる探究心に根ざしています。彼女の作品は、哲学や物理学から着想を得ながら、既存のパラダイムに問いを投げかけ、私たちの知覚を超えたところに何が存在しているのかを探求しています。 幾何学的な形態や構成の研究を通して、直接的には観測することのできない抽象的な現実の構造を可視化しようとし、「見えないもの」を美的体験として提示することを目指しています。 Studio Kuraでのレジデンシー期間中、彼女は絵画と、より立体的・デジタルな表現を融合させることで、空間と物質のあいだに生まれる新たな相互作用の層を探っていきます。 The practice of Robin van Hekezen is rooted in a lifelong curiosity about the unknown and […]

Lisa Holmén (リサ ホルメン)

私は主に音楽的表現、サウンドアート、パフォーマンスを通して制作を行っています。制作方法は非常に幅広く、作品に取り組む際には実験性を重視しています。 私の芸術的インスピレーションは、土の匂い、夕暮れの移ろい、月の気配といった、とてもシンプルなものから生まれます。しかし、そうしたシンプルさの中には、存在そのものについての深い洞察が宿っていると感じています。 Studio Kuraでのレジデンシー期間中は、糸島および九州のより人里離れた地域の周辺環境から、フィールドレコーディングを収集することに焦点を当てます。本プロジェクトでは特に「夜」にまつわる音を中心に制作を進めていきます。 夜の営みや、そこに息づく音にフォーカスすることで、賑やかで肯定的なものの陰に隠れがちな、あまり知られていない静かで受動的な存在に光を当てたいと考えています。 こうして集めたフィールドレコーディングを基盤に、駅の音から、打ち寄せては引いていく波の音まで、さまざまな音の世界を重ね合わせ、この地域の夜の風景を描き出す作品を作曲・制作します。 このプロジェクトを通して生まれる新たな実験的アプローチに、今から大きな期待を寄せています。 I work mainly through musical expression, sound art and performance. My working methods are broad, […]

Lorinda Mutsaers (ロリンダ・ムツァース)

Lorinda Mutsaers (ロリンダ・ムツァース)は、30年以上にわたる美術教育および教育リーダーシップの経験を持つ教育者・アーティストです。オーストラリア・ギプスランドにあるモナシュ大学にて美術(視覚芸術)の学士号を取得し、さらにロンドンのミドルセックス大学で教職課程修了証(Postgraduate Certificate in Teaching)を修めました。20年以上にわたり美術教育に携わった後、カリキュラム開発や教育リーダーシップの分野へと活動の幅を広げ、教育リーダーシップの修士号およびエビデンス・ベースド・ティーチング(根拠に基づく教育)の修士号を取得しています。若者を支援することへの強い思いと、生涯にわたるアートへの関わりを結びつけるため、ロリンダはその後、メルボルンのディーキン大学にてカウンセリングの大学院ディプロマを修了しました。現在は、オーストラリア・ギプスランド地域の公立小学校で活動するとともに、ビクトリア州ドロインにある自宅スタジオを拠点としたプライベート・プラクティスを通じて、クリエイティブ・アーツ・セラピーを専門としています。 ロリンダはマルチディシプリナリーなアーティストであり、その制作はパターン、マークメイキング、静物、そしてクリエイティブ・ジャーナリングを中心としています。主にミクストメディアで制作を行い、特にガッシュ、ペン&インク、版画に強く惹かれています。彼女の作品は抽象性と反復性を特徴とし、リズムや直感的なマークメイキングを、「今ここ」に立ち返るための手段、内省や感情の調整を促すツールとして用いています。メンタルヘルスと教育の分野での実践に深く根ざした彼女の制作は、言葉を超えて経験を探求するための、安全で力強い手段としてのアートへの信念を反映しています。長年にわたり他者の創造的な旅路を支えてきたロリンダは、現在、自身の制作へと再び焦点を戻し、パターンを通してアイデンティティ、移行期、そして生きられた経験を探求しています。 Lorinda Mutsaers has over 30 years’ experience in art education and leadership. She holds a […]

Paula Iglesias(パウラ・イグレシアス)

Paula Iglesias(パウラ・イグレシアス)は、故郷であるガリシアで写真とグラフィックデザインを学びました。 これまで長年にわたり、主にファッション業界でフォトグラファーとして活動する一方で、個人的なプロジェクトにも継続的に取り組んでいます。 彼女の写真は、日常の中に潜む美しさを見出し、それを抽象的かつ実験的な手法で提示し続ける探求のプロセスです。花のような身近な存在から、彼女のシリーズの中で繰り返し登場する月のような遥かな対象まで、幅広いモチーフを撮影しています。 自然と人間との関係性は、視覚的な詩の連なりとして表現され、両者は調和のとれた関係の中で、夢のような情景、柔らかな構図、一見すると平凡に見えるものの、深い親密さを湛えたシーンを形づくります。 彼女のすべてのシリーズは、日々の個人的な体験に基づいており、強い内面的な感情を伴う瞬間を捉えながら、思索や物語を語りかける作品となっています。 Paula Iglesias studied photography and graphic design in her native Galicia. She has been working as […]

先日、染織に興味のあるMeldaさん、Brerさんを連れて、八女にある藍森山へ行ってきました。

先日、染織に興味のあるMeldaさん、Brerさんを連れて、八女にある藍森山へ行ってきました。 素晴らしい空間の中で藍に触れ、素材の匂いや手触り、染めの工程を間近に体感する時間。 自然と人の営みが重なり合うこの場所で、それぞれが静かにインスピレーションを受け取っているのが印象的でした。

昨日のプレゼンテーションナイトの様子です。

DTVASdUElXr

昨日のプレゼンテーションナイトの様子です。 それぞれのアーティストから、 これまでの活動と、現在糸島で取り組んでいることについて紹介していただきました。 これまで歩んできた道のり、 そして今、この場所で向き合っているテーマや関心。 過去と現在が重なり合いながら、 これから生まれてくる作品の輪郭が少しずつ立ち上がってくる時間でした。 完成された作品だけでなく、 制作の途中で感じている迷いや試行錯誤、 まだ言葉になりきらないアイデアも共有され、 会場はとても静かで、あたたかな空気に包まれていました。 聞く側も評価するのではなく、 ただ耳を傾け、想像し、受け取る。 そんな関係性が自然に生まれていた夜だったように思います。 作品が生まれる「手前」に立ち会えること。 それも、このレジデンシーならではの大切な時間のひとつです。