Studio Kuraでは、Jordan Barry-Browneによる滞在制作発表展「Pansajin(パンサジン/パンサーマン)」を開催します! 1か月のレジデンス期間を通してJordanが制作した最新作を展示いたします。

Studio Kuraでは、Jordan Barry-Browneによる滞在制作発表展「Pansajin(パンサジン/パンサーマン)」を開催します! 1か月のレジデンス期間を通してJordanが制作した最新作を展示いたします。

開催日時 4月25日(土)、26日(日) 11:00〜17:00
※25日(土)14:30よりアーティストトークを行います。 皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
以下アーティストからのメッセージです。

Pansajin(パンサジン/パンサーマン)は、日本・糸島のStudio Kuraでのレジデンス中に展開されている進行中のプロジェクトです。本作は、1970年代後半の日本の特撮テレビシリーズおよび漫画を“失われた作品”として再構築するという想像上の試みとして形づくられており、「変身ブーム」の美学やテーマを参照しています。イラストレーション、デザイン、オブジェ制作を組み合わせながら、どこか懐かしくも不確かな、記憶の断片のようなフィクショナル・アーカイブを構築しています。

作品の中心となるのは、沖縄の離島を拠点に動物密売組織に関わる末端の実行役、黒瀬月也(くろせ つきや)です。生態系の破壊と超自然的な覚醒が交錯する破局的な出来事をきっかけに、彼は夜行性で豹のような存在「パンサジン」へと変貌します。この新たな存在としての生を生きる中で、彼は変異した生物たち、謎めいたフクロウのような存在が率いるカルト的組織、そして自身の過去の行為がもたらした結果と向き合うことになります。

本作は、漫画のページ、プロモーション用ビジュアル、玩具デザイン、架空の関連資料など、断片的な素材を通して提示されます。こうした要素によって、「パンサジン」はフィクションと文化的記憶の境界を曖昧にし、1970年代の日本のポップカルチャーに内在する視覚言語や未解決の緊張感を反映しながら、環境搾取、変容、神話といったテーマを探求します。

Studio Kuraでの2ヶ月間のレジデンスでは、この世界観を2つの段階に分けて発展させます。最初の1ヶ月では、キャラクターデザイン、コンセプトアート、衣装、ロケーション、乗り物などを通して物語と登場人物を構築します。2ヶ月目には、それらを基盤として、漫画ページやテレビのスチル画像、プロモーション素材などへと展開し、日本のポップカルチャーにおける“失われた遺物”の断片として提示します。

鑑賞者には、これらの断片を手がかりに、「パンサジン」の世界を探り、組み立てていくことを促します。

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