Studio Kuraでは、parinaz valinezhadによる滞在制作発表展「symbols in motion: observations from japan」を開催します! 1か月のレジデンス期間を通してparinazが制作した最新作を展示いたします。
開催日時 6月21日(土)、22日(日) 11:00〜17:00
※21日(土)14:30よりアーティストトークを行います。 皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
以下アーティストからのメッセージです。
私の作品は、日本各地を旅するなかで出会う視覚的な発見から着想を得ています。さまざまな都市や地域を歩き、神社、駅、商店、公共空間を訪れるなかで、私は日常生活を形づくるモノやシンボル、パターン、デザインの細部に注意を向けています。伝統建築や宗教的な遺物から、パッケージデザイン、看板、そして普段は見過ごされがちな小さな要素に至るまで、文化がどのように視覚的な形で伝えられているのかに関心を持っています。
私はイラストレーションやアイコン、グラフィック要素を用いて、そうした観察を視覚的なストーリーテリングとして収集し、再解釈しています。リサーチは私の制作において重要な役割を果たしています。それぞれのモノや場所は、その歴史や象徴性、機能、文化的背景についてさらに学ぶきっかけとなります。そして得られた情報をもとに、教育的な要素と視覚的な探究を融合させた、インフォグラフィックに着想を得たアニメーションポスターへと展開しています。単に見たものを記録するのではなく、情報、記憶、そして個人的な体験を結びつける新たな解釈を生み出すことを目指しています。
私の作品の根底には、日本のミニマリズムと、その洗練された余白の使い方への深い敬意があります。日本のデザインに見られる明快さ、節度、そして調和に強く惹かれています。余白は私の構成において重要な役割を担っており、鑑賞者が立ち止まり考える余地を生み出すと同時に、視覚要素同士のコミュニケーションをより効果的なものにしています。
この継続的な制作シリーズを通じて、私はデザインを「観察し、学び、共有するための手段」として活用しています。それぞれのアニメーションポスターは、旅の記録であると同時に、私にインスピレーションを与えるモノや場所、そして視覚文化のなかに隠された物語を探求する試みでもあります。
