Cristias Rosas

Cristias Rosas クリスティアス・ローサス (ペルー) 2019年9月~10月滞在

Cristias Rosas クリスティアス・ローサスは、ペルーのリマで生まれた美術写真家です。 リマ大学にてコミュニケーションおよびジャーナリズムを学び2006年に卒業後、国際写真センターより授与されたthe Lisette Model scholarship 奨学金を獲得し、ブエノスアイレスとニューヨークにて写真の教育を受けました。

彼の作品は、ライトペインティングやダブルフラッシュなどの手法を使用し優美な長時間露光によって写し出された「ゴースト」シリーズから、ニューヨークの古い博物館や家を撮影した中判・大判のネガのアナログ二重露出など表現を変化しながら父の老年性認知症を比喩した作品制作を行ってきました。またドキュメンタリストとして、ニューヨーク市でのthe B.D.S.M(ボンデージ、規律、およびサドマゾヒズム)のライフスタイルをリサーチした映像作品などを制作。ペルーに帰国後、リマの複数の地理的な田舎の環境を撮影場所として選び、縛り(緊縛)などの日本のエロティックアートに関する写真プロジェクトを行いました。

クリスティアスはスタジオクラでの滞在中、2018年以降より継続中の自画像の写真プロジェクトに取り組んでいます。喪失を主題として比喩的に扱うこの写真シリーズは「The father’s dreams 父の夢」と題され、シュールな一見から昏睡状態での心の没入を描写し、作品と私たちそして現実をつなぐ感覚を描写するねらいがあります。

– ウェブサイト: www.cristiasrosas.com

Cristias 1

Cristias 2

Cristias 3

Cristias 4

Cristias 5