Colin Peel

Colin Peel コリン・ピール (オーストラリア) 2017年10月滞在

Colin Peel コリン・ピールは、現実にあるもの、彼自身が見ているものを描く造形画家です。
科学とビジネスの両方のキャリアを引退後、コリンにとって絵画は夢中にさせる新たな対象となりました。「創造的なプロセスは無限に可能性があり、やる気を引き出してくれます。プロのアーティストと多くのワークショップやアートトリップに参加した経験がありますが、まだ自分がプロのアーティストとは思っていません。美術教育を受けたことはありませんが、初めての個展は好評で、驚くことに33枚の絵を売ることができました。

幸いなことにスタジオクラにて春に滞在制作をでき、YUPO®紙(プラスチックを主原料にした合成紙)を使い水彩での肖像画技法を探求を継続できました。
水彩が持つ現代的な仕上がりを楽しみながら描いた作品は私のインスタグラム から閲覧できます。

私は水彩と油彩の両方でPlein Air Painting(戸外制作。外へ出て、光や動くものを観察して描くこと)を普段楽しんでいますが、今回は水彩に焦点を当て制作します。景観の中の光やあらゆるユニークさを捉えることが私の目標です。

5月の滞在制作では、スタジオクラのすぐ周辺に風景の特徴の多くを描きました。10月の秋の色と光を感じながら風景を描く予定です。制作課程により福岡の都市風景を含ませた作品へと展開するかもしれません。

私は現在、メルボルンのコミュニティーセンターであるthe University of the Third Age(U3A)にて、水彩画を教えるボランティアのインストラクターであり、毎週12人の作家の卵の教育に力を入れています。退職者が創造的なプロセスを楽しむ様子を見るのは嬉しいことです。

コリン・ピールは、スタジオクラにて2017年5月にアーティスト・イン・レジデンス・プログラムに参加、今回が2度目のスタジオクラでの滞在制作となります。

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