Nancy Ryan Keeling ナンシー・ライアン・キーリング (米国) 2016年8月滞在
Nancy Ryan Keeling ナンシー・ライアン・キーリングは、独学で学んだテキサス在住の写真家です。
彼女の作品は、人々がどのようにして人生のトラウマに克服し、悲しみと「和解」するためにどのような道をたどっていくのか探求しています。人々の条件(human condition)に関する暗部を掘り下げた、妥協のないアプローチで写真を収めています。
作品は自身では声を届けられないないのような人々に注目を引かせ、黒人の人種差別運動「Black Lives Matter」ムーブメントでは、米国とポーランドで展示を行いました。
スタジオクラ滞在期間中は、継続中のシリーズ「BEYOND:LIFE, DEATH & GRIEF.(生命、死、深い悲しみの向こうに)」を制作予定です。
福岡市と糸島市で撮影を行い、日本のお盆祭りと作家の住むテキサスで行われているラテンアメリカの祝祭「Dia de Los Muertos Ceremony(死者の日)」の異文化の祭りをテーマにした制作を展開していきます。