Seunghui Sim

Seunghui Sim スンヒ・シム (韓国) 2018年1月滞在

Seunghui Sim スンヒ・シムは写真とファインアーツ学科の学士号を取得、現在は弘益大学で写真学科(修士課程)を専攻しています。スンヒのインスタレーションと写真作品は、人々の記憶と関係がどのように影響し、また再構成された写真による記憶や関係性の変化に着目しています。 これまでPrelude、Full Grilz、Post Photo(デトロイト)やソウルでの展覧会に参加し、作品はConvers、Valade Family Gallery、Detroit Institute of Artsにあります。

作家は写真媒体を通して、歪んだ記憶と混乱された事実について語ります。
私たちの記憶は、意識と無意識の中で保存されています。実際の出来事が記憶に保持されるのは「現実的記憶」と呼ばれ、「情動的記憶」は実際の事象に関連する付随感情です。特に情動的記憶は過去におきた類似する経験が起きたときに再び活性化され、圧縮された感情・情動は現在起こっている行動と全く異なる状況であっても類似する共有点を見つけ、現在の行動に影響を及ぼすと考えています。
感情は混合された状態で保存されるので、実際の記憶はそれらによって歪むことがあります。歪んだ記憶と実際の出来事の不確実性を写真とテキストが混在したインスタレーション作品によって探求・表現しています。

– スンヒ・シムのウェブサイト

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