Lorinda Mutsaers (ロリンダ・ムツァース)

Lorinda Mutsaers (ロリンダ・ムツァース)は、30年以上にわたる美術教育および教育リーダーシップの経験を持つ教育者・アーティストです。オーストラリア・ギプスランドにあるモナシュ大学にて美術(視覚芸術)の学士号を取得し、さらにロンドンのミドルセックス大学で教職課程修了証(Postgraduate Certificate in Teaching)を修めました。20年以上にわたり美術教育に携わった後、カリキュラム開発や教育リーダーシップの分野へと活動の幅を広げ、教育リーダーシップの修士号およびエビデンス・ベースド・ティーチング(根拠に基づく教育)の修士号を取得しています。若者を支援することへの強い思いと、生涯にわたるアートへの関わりを結びつけるため、ロリンダはその後、メルボルンのディーキン大学にてカウンセリングの大学院ディプロマを修了しました。現在は、オーストラリア・ギプスランド地域の公立小学校で活動するとともに、ビクトリア州ドロインにある自宅スタジオを拠点としたプライベート・プラクティスを通じて、クリエイティブ・アーツ・セラピーを専門としています。 ロリンダはマルチディシプリナリーなアーティストであり、その制作はパターン、マークメイキング、静物、そしてクリエイティブ・ジャーナリングを中心としています。主にミクストメディアで制作を行い、特にガッシュ、ペン&インク、版画に強く惹かれています。彼女の作品は抽象性と反復性を特徴とし、リズムや直感的なマークメイキングを、「今ここ」に立ち返るための手段、内省や感情の調整を促すツールとして用いています。メンタルヘルスと教育の分野での実践に深く根ざした彼女の制作は、言葉を超えて経験を探求するための、安全で力強い手段としてのアートへの信念を反映しています。長年にわたり他者の創造的な旅路を支えてきたロリンダは、現在、自身の制作へと再び焦点を戻し、パターンを通してアイデンティティ、移行期、そして生きられた経験を探求しています。 Lorinda Mutsaers has over 30 years’ experience in art education and leadership. She holds a […]

Paula Iglesias(パウラ・イグレシアス)

Paula Iglesias(パウラ・イグレシアス)は、故郷であるガリシアで写真とグラフィックデザインを学びました。 これまで長年にわたり、主にファッション業界でフォトグラファーとして活動する一方で、個人的なプロジェクトにも継続的に取り組んでいます。 彼女の写真は、日常の中に潜む美しさを見出し、それを抽象的かつ実験的な手法で提示し続ける探求のプロセスです。花のような身近な存在から、彼女のシリーズの中で繰り返し登場する月のような遥かな対象まで、幅広いモチーフを撮影しています。 自然と人間との関係性は、視覚的な詩の連なりとして表現され、両者は調和のとれた関係の中で、夢のような情景、柔らかな構図、一見すると平凡に見えるものの、深い親密さを湛えたシーンを形づくります。 彼女のすべてのシリーズは、日々の個人的な体験に基づいており、強い内面的な感情を伴う瞬間を捉えながら、思索や物語を語りかける作品となっています。 Paula Iglesias studied photography and graphic design in her native Galicia. She has been working as […]

先日、染織に興味のあるMeldaさん、Brerさんを連れて、八女にある藍森山へ行ってきました。

先日、染織に興味のあるMeldaさん、Brerさんを連れて、八女にある藍森山へ行ってきました。 素晴らしい空間の中で藍に触れ、素材の匂いや手触り、染めの工程を間近に体感する時間。 自然と人の営みが重なり合うこの場所で、それぞれが静かにインスピレーションを受け取っているのが印象的でした。

昨日のプレゼンテーションナイトの様子です。

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昨日のプレゼンテーションナイトの様子です。 それぞれのアーティストから、 これまでの活動と、現在糸島で取り組んでいることについて紹介していただきました。 これまで歩んできた道のり、 そして今、この場所で向き合っているテーマや関心。 過去と現在が重なり合いながら、 これから生まれてくる作品の輪郭が少しずつ立ち上がってくる時間でした。 完成された作品だけでなく、 制作の途中で感じている迷いや試行錯誤、 まだ言葉になりきらないアイデアも共有され、 会場はとても静かで、あたたかな空気に包まれていました。 聞く側も評価するのではなく、 ただ耳を傾け、想像し、受け取る。 そんな関係性が自然に生まれていた夜だったように思います。 作品が生まれる「手前」に立ち会えること。 それも、このレジデンシーならではの大切な時間のひとつです。