Studio Kuraでは、Katy Wangによる滞在制作発表展「PLAY」を開催します! 1か月のレジデンス期間を通してKatyが制作した最新作を展示いたします。
開催日時 3月21日(土)、22日(日) 11:00〜17:00
※21日(土)14:30よりアーティストトークを行います。 皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
以下アーティストからのメッセージです。
私はこれまで9年間、アニメーションや広告業界で仕事をし、他の人のために作品を作るという商業的な制作に携わってきました。
その過程のどこかで、純粋に自分自身の喜びや充実のために創作する楽しさとのつながりを、少し失ってしまっていたように思います。
Studio Kuraに来たのは、自分自身に「遊ぶこと」を許すためでした。
外からのプレッシャーを気にせず、実験し、楽しみ、新しいことに挑戦してみるためです。
今回のレジデンス期間中の私の目標は、心の中の批評家の声を静め、子どものような感覚で制作することでした。
考えすぎず、評価もせず、ただシンプルに――遊ぶこと。
私は色や自然、動物、そして思わず笑ってしまうようなものに惹かれます。
人間よりも動物の方に興味があります。動物は曖昧で、言葉を使わずにコミュニケーションをする存在だからです。
日本では、食べ物のパッケージやロゴ、看板、文房具など、さまざまな場所にキャラクターやマスコットが登場します。
こうしたイラストは日常生活の中に深く根付いていて、とても自然なものに感じられます。
しかし、私の出身地であるイギリスでは、キャラクターがこれほど広く使われているのをあまり見かけません。
また、日本では多くの神社を訪れる機会がありました。
その体験によって、この世界には小さな精霊や隠れた生き物たちが潜んでいるのかもしれない、という感覚が強くなりました。
こうした思いから、私は自分自身のキャラクターたちの集まりを作り始めました。
それらは、ドローイングやペインティング、粘土で作った造形、そして縫いぐるみなど、さまざまな形で表現されています。
私は彼らを、それぞれ異なる個性を持った存在として考えています。
もしかすると、すべてが友好的なキャラクターではないかもしれません。
でも、それでいいのです。
彼らを生み出すことが、私を幸せにしてくれる。
そして今回のレジデンスで、私が自分自身に課した唯一の条件は、それだけでした。
