Sanae Nicolas
1992年生まれのSanaeさんは、幼少期をフランスと日本で過ごします。彼女のクリエイテヴィティーと建築の勉強をした経験は、その後HermesのLuxuary houseの仕事に繋がります。Sanaeさんはそこでセットデザイナーとヴィジュアルアーティストとして働きます。そして、Parisian Hermes windows 2019と2022のゲストアーティストとしても選出されます。彼女のアートの特徴としては、まず彼女自身の探究心、そして冴えない見た目のものたちの中に隠されている、力強い性質を明らかにさせる作品群です。Sanaeさんは日めくりのように、出来事や物事が持つ、その静かで神秘的な言語や出来事が残す無意識性を記録します。現在、彼女はイラストレーションと共にある刺繍とタペストリーという技術的な表現手段を用いながら、東京とパリのふたつの都市の間でファッションブランドや建築事務所とのコラボレーションというアプローチをしながら、仕事をしています。
SanaeさんはStudio Kuraに1ヶ月滞在制作し、作品を発表します。